中野区の創業関連の「ICTコンテンツ・ライフサポートビジネス創出促進イベント」に登壇しました。

中野区からお声掛けいただきまして、中野区産業振興センターで開催されます「ICTコンテンツ・ライフサポートビジネス創出促進イベント」という創業関連イベントに登壇させていただきました。

事前には、杉山司さんが運営している中野経済新聞にも取り上げていただきました。私たちも大宮経済新聞を運営していることもあり、地域インターネットメディア媒体の運営者同士として杉山さんは以前から事業者として知り合いでしたが、今は立憲民主党から立候補して中野区議会議員になっていて、それはそれで凄いなと思っていたりです。
中野で「起業家セミナー」 特別講演はコワーキング「7F」経営の星野邦敏さん – 中野経済新聞

東京都中野区に限らずですが、創業する人を増やしたいという国や行政の方向もあり、これから起業したい人に対する中野区としての施策の説明が、中野区役所の公務員の方からありました。

中野区として全6回の中小企業診断士などの講師による創業セミナーが今度あるそうで、その説明もありました。今回のイベントは、単体でのイベントでもありますが、その創業セミナーに向けた送客導線でもあるようです。
【なかのビジネス創造塾】仲間が広がる6回連続本格講座 – 中野区産業振興センター

中野区の創業関連の「ICTコンテンツ・ライフサポートビジネス創出促進イベント」に登壇しました。
約1時間、創業に至った経緯や起業してからのお話をさせていただきました。

私からは約1時間、創業に至った経緯や起業してからのお話をさせていただきました。
ゼロから創業するというのは、人によっては敷居が高いらしく、私みたいに大学卒業後に5年近く無職で、何の知識も経験も人脈も無く、当時の自分の全財産が8万円くらいで、そのうちの3万円を使ってゼロから1人で始めた商売から、今みたいに至っているというのは、こんな人でも出来たんだから、というモデルケースになりそうだ、ということで、最近お声掛けいただくことも増えてきました。

今回のイベントのサブタイトルが、「起業したいが、経験が無くて出来ない!誰にも起業の種が眠っている?自分の限界を作る人に勇気を与える!」と付けていただきましたが、単純な話で、結局はやるか・やらないかみたいなところと、始めると決めたなら熱量高くやるだけだ!とは個人的には思うのですが、自分の経験がどなたかの何かの参考になればと思いながら、お話をさせていただきました。

中野区の創業関連の「ICTコンテンツ・ライフサポートビジネス創出促進イベント」に登壇しました。
登壇者の皆さんと。

中小企業診断士の早川さんのコーディネートで、シェアキッズスペースを経営している片寄貴之さんと、もともと私の経営しているコワーキングスペース7F(ナナエフ)で大学生アルバイトスタッフをしていて現在は長野県小谷村に住んで株式会社を作り長野県小谷村としては初めての民泊業を始めたりインバウンド関連事業を行ったりで起業している松村樹里さんと、パネルディスカッションも行いました。元アルバイトスタッフと登壇で一緒になるというのは本当に嬉しいですね!

行政として、創業者を増やして、自分で稼いでもらうことで行政としての社会保険の負担が減ったり雇用が創出されたりで、あと、より地方都市だと移住定住に繋がったりもするということで、このような創業支援イベントや創業支援施策を行政としてそれなりに用意されているというのは、私は自分の起業前には存在を知らなかったので利用しませんでしたが、これから起業する人にとっては良いかもしれません。

私は今40歳で2001年に大学卒業という、いわゆる就職氷河期世代なのですが、就職氷河期世代の非正規社員の話題や、今までひきこもりの統計は39歳以下までのものとされていて40歳以上の数値は公開されていなかったけどことのほか多いという話題もある中で、20代の無職期間が5年間と長く、何のバックボーンも無かった人間がゼロから商売を始めて従業員数40人50人規模の中小企業を現在に経営しているということも、見向きもされない話題だった時期もありますが、今は一周回って見向きされる話題になっていて、ほら、無職だった時期や実家にひきこもっていた時期って別に誇れる何かは無かったわけで、まさかそこに自分の経歴の希少性が出てくるとは当時は思っていなかったもので、世の中分からないものだなと思ったりですね。

今回の中野区のイベントには30人くらいの方にご参加いただきました。お声掛けいただきまして、ありがとうございました!