Gmailの送信日時設定機能が便利

会社のメールとして、Gmail(G Suite)を使っているのですが、メールの送信日時を未来時間で設定できるという「送信日時設定機能」がデフォルト(初期の仕様)として付いたということで、とても便利だなと思っています。

Gmail(G Suite)の送信日時設定機能とは?

Gmail(G Suite)の送信日時設定機能が便利

具体的には、Gmail(G Suite)で「送信」ボタンのところに、「送信日付を設定」という箇所ができまして、そこで日付を設定できるようになりました。

Gmail(G Suite)の送信日時設定機能が便利

デフォルト(初期設定)は、翌日の午前8時(明日の午前)、午後13時(明日の午後)、翌々日8時(明後日の朝)、と選べるようになっています。

もしこの機能をみんなが使うようになったら、毎日8時と13時のタイミングでより多くのメールが来るようになりそうですね。そうしたら時間をちょっとズラすとかも、ビジネスハックになりそうですね。

Gmail(G Suite)の送信日時設定機能が便利

「日付と時刻を選択」をクリックすると、手動でメール送信の日時も自由に設定できます。この場合の送信日付設定のデフォルトは、1時間後に送信されるようです。そこから自分で手動で変更できる、という形のようですね。

実は、今までも、GoogleChromeの拡張機能や、サードパーティ系アプリを使えば、Gmail(G Suite)の送信日付の設定を未来時間にできたのですが、私も試したことがあったのですが、意外に面倒で、メールと送るたびにそうするのが億劫になっていました。デフォルトで付いたのは良いですね。

他の色々なニュースサイトなどを見てみたら、Gmailがリリースされて15周年ということで、新しく追加された機能とのことです。15年前というと、HotmailやYahoo!メールが流行っていて、ただ、今思うとビックリするくらい容量が少なかった記憶があり(たしか全部で25MBとか100MBだったような、間違っていたらすみません)、また、半年ログインをしなかったらメールが全部削除されるなどもあった気がして、そのような中にGmailがたしか7GBなどの当時としては大容量で登場した記憶があります。

今は、GmailはWebメールの中では一番のシェアだと思いますし、G Suiteのようにビジネス版としても使われていて、凄いなと思っています。Outlookのようなパソコン内のローカル環境でメールを送受信するのが当たり前の時代から、インターネットに接続してメールを送受信するというのは、今でこそ当たり前ですが、クラウドの走りといえば走りだと思いますし、15周年ということで歴史を感じますね。チャットツールが増えてメールが無くなるみたいな予測もありましたら、こういう新しい機能も追加されたりで、結局なんだかんだで完全に廃れるということは、あったとしても先のように感じますね。

Gmail(G Suite)の送信日時設定機能の何が便利か?

個人的にはですが、Gmailの送信日時設定機能の何が便利かと考えますと、メール作成が夜遅かったり深夜だったりした場合に、リアルタイムで送るのがはばかれる時に、未来日時で予約設定できるのは便利ですね。ほら、今は、スマートフォンにメールを転送している人も多いですしね。メールなのでいつ送っても良いと思いつつも、そういう気遣いだったり、決定権ある人で忙しい人が見てもらいやすそうな時間にメールを送るとなるとその時間帯は深夜では無いですしね。WordPressでもブログなどでもそうですが、作成日と公開日(送信日時)が異なるというのは仕様としてできるわけですし、Gmail(G Suite)の送信日時設定機能もそれに近いと考えています。

あと、これは、個人的な立場としてかもですが、アルバイト採用面接だったり、正社員採用面接だったりにおいて、面接を行った後に、面接に立ち会ったスタッフと一緒に話して、採用・不採用を決めるわけです。採用となる場合には、面接後すぐに採用の旨をメールでまずは送るようにしていますが、不採用となる場合には、なんといいますか、すぐに送りづらいという日本の文化はあると思います。面接後、30分後に不採用通知をメールで送るのはやはりちょっとみたいな。特に変わりはないのですが、なんですかね、やはり送りづらいわけです。本当に数日間議論している時もあるのですが、私たちのような中小企業の場合は、たいていの場合は、面接をして話したらすぐに採用・不採用は決めている場合が多いわけで、とはいえ、不採用のメールをその場で書かないと、他の業務に入ってしまって、時間が経過してからの忘れた頃にメール送信という形になってしまうこともあったりすると思います(なるべく無いようにしていますが、本当に立て込んでいたりした場合に)。そうなると面接を受けていただいた人の私たちへの印象としても良くないでしょうし、うちが不採用なら他のアルバイトを探したりもすると思いますから、翌日か翌々日など数日以内には送ってあげたいですよね。特にアルバイト採用の場合には。その時に、このGmail(G Suite)の送信日時設定機能で、その場でメールを書いて翌日の日付にしておく、というのは、私の個人的にも心理的負担も作業的負担も少ないし、良い気がしています。

結局、メールは無くなってない。

数年前くらいに、Slackやチャットワークなどのビジネスチャットが流行り、Facebookメッセージなどもビジネスでは使われていて、チャットもメッセージも今も流行っていますが、結局メールは無くなっていません。たまにメールはもう本当に使ってない!と言う人と出会いますが、メールによるコミュニケーションが無くなるということはなかなかに無い気も個人的にはしています。

そのような中で、こういうメールツール自体のバージョンアップもされていくのかもしれないですね。Gmail(G Suite)に以前に付いた、数日間メールの返信をしていないと、アラートが出る機能、アレは便利です。精度がもう少し上がったら凄いことになりそうですね。

そのようなわけで、私はチャットやメッセージの返信は早い方だと思うのですが、メールの方は返信が遅かったり、どうしても漏れが出てしまったりしているようにも思うので、本当は良くないのは分かりつつ、こういう機能アップに期待をしていきたいと思っています。